今ここにいる“わたし”を、まなざしで肯定する。「男でも女でもない」「若くも老いてもいない」「ラベルに収まらない」
そんな“あいだ”の存在にこそ、静かな美しさが宿っている。The Interval Portraits は、
他者の視線や分類から自由になった「今」を写真に刻みます。
「この撮影を通して、これまで意識してこなかった自分の人生の軌跡を見つめ直すことができました。それは、単なる記録ではなく、新たな自分自身と出会い、そして未来へと踏み出すための静かな宣言のようでした。私にとって、このポートレートはまさに『新たな始まり』です。」—Interval 01参加者より
✨ 誰かに見せるためではなく、
自分の内側と再会するためのポートレート。
✨ 「脱ぐ」のではなく、「ほどく」時間。
誰にも見せたことのない、いちばんやさしい姿を、静かに受けとめる。
✨ あなたが語ったこと、沈黙したこと、そのすべてを作品に。
これは、あなたの生きてきた“物語の肖像”。
✨ あなたの人生を、アートとして受けとめる1日。
これは撮影ではなく、旅です。
わたしがカメラを手にするとき、
それは「誰かを写す」ためではなく、
その人の奥にある、静けさと呼吸に触れるための行為です。撮影とは、光を探す時間であり、
言葉を超えて、存在そのものを受けとめる時間でもあります。The Interval Portraits は、
「何者かになろう」とする私たちではなく、
“いま、ここに在る”あなたのまなざしに、美しさを見出すプロジェクトです。ヌードであっても、服を着ていても、
若くても、年齢を重ねていても、
性別がどのようであっても、問いません。レンズの前に立つその一瞬、
あなたが静かに「あなた自身」に還っていく。そんな時間を、
ご一緒させていただけたなら、それはわたしにとっても、かけがえのない体験です。—写真家 幸野朱里